国内外ニュース

銀座で「べっぴんさん」展 懐かしい子育て用品

 「ファミリアの軌跡展」=15日、東京都中央区のファミリア銀座本店  「ファミリアの軌跡展」=15日、東京都中央区のファミリア銀座本店
 NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインのモデルは、子供服メーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さん(1918~2005年)。同社の銀座本店(東京都中央区)では、創業からこれまでの歩みを紹介する「ファミリアの軌跡展」が来年4月3日まで、展示内容を変えながら、開かれている。ドラマをきっかけに来店し、歴代の品々を見て、子育てを懐かしむ人が多いという。

 坂野さんは1948年、女学校時代の同級生らと神戸市で、ファミリアの前身のベビー用品店を開業。76年、子ども用品専門の百貨店を日本で初めて、銀座6丁目にオープン。現在の8丁目の店舗は3代目だ。

 「軌跡展」は1月10日までは、小熊のキャラクターがテーマ。代替わりした縫いぐるみやイラストの原画を展示。1月12日~2月14日は、さまざまなデザインのデニムバッグを紹介する。2月16日~4月3日は、数々のチェック柄の洋服や雑貨などが展示される。

 「欧米の育児法を広めたい」という坂野さんの思いは現在も引き継がれている。同店では、毎日2回、ウェブで申し込んだ1日4組を対象に、無料のマタニティーセミナーが開かれている。

 戦後の物のない時代でも、上質の生地を使い、縫い目を外側にして、肌触りの優しい赤ちゃん用の肌着を最初に作ったという同社。「良い物を作りたいという創業者の思いが感じられます」と担当者は話している。

(11月24日15時41分)

文化・芸能(11月24日)