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電流で餌探し、歯消滅 カモノハシ進化を解明

 水中を泳ぐカモノハシ  水中を泳ぐカモノハシ
 カモノハシは餌を探すための電気感覚が鋭くなり、歯を失った―。三重大の浅原正和特任講師を中心とするグループは26日までに、こうした研究成果を米科学誌電子版に発表した。くちばしで獲物の体に流れる電流を感じ、それを脳に伝える神経が歯の生える空間を奪う形で発達したとみられるという。

 オーストラリアに生息するカモノハシは卵を産む哺乳類として知られる。陸上では目を使うが、水中ではつむり、下向きのくちばしで川底の餌をあさる。生き物が筋肉を動かす際などに体に流れる微弱な電流を感じ、位置を探る。

(11月26日6時11分)

科学・環境(11月26日)