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イラク、シーア派民兵公認 スンニ派反発、対立悪化も

 【カイロ共同】イラク連邦議会は26日、イランの影響力が強いイスラム教シーア派民兵組織「人民動員隊」を公認し、首相直属の部隊にする法案を賛成多数で可決した。過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点北部モスルの奪還作戦が続く中、シーア派の士気を高める狙いがありそうだ。スンニ派は反発しており、宗派対立の悪化が懸念される。

 人民動員隊はイラク軍や警察部隊、クルド自治政府の治安部隊ペシュメルガと共に10月からモスル奪還作戦に参加。スンニ派の反発で作戦に影響が出る可能性もある。

 アバディ首相は国営テレビで「イラク人にとっても、勇敢な戦闘員にとっても喜ばしい」と語った。

(11月27日8時21分)

国際(11月27日)