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普天間騒音、二審も国に賠償命令 9億5千万円、福岡高裁那覇支部

 米軍普天間飛行場の騒音被害を巡る集団訴訟で、判決が言い渡された福岡高裁那覇支部の法廷=1日午後(代表撮影)  米軍普天間飛行場の騒音被害を巡る集団訴訟で、判決が言い渡された福岡高裁那覇支部の法廷=1日午後(代表撮影)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)周辺の住民約2200人が米軍機の騒音で日常生活や睡眠を妨害され、精神的苦痛を受けたとして、国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部は1日、一審の判断を踏襲し、国に賠償を命じた。弁護団によると、賠償総額は約9億5千万円。

 普天間飛行場の騒音被害を巡っては、今回の訴訟とは別に、米軍機の飛行禁止に当たる騒音差し止めも求めた「普天間爆音訴訟」が係争中。

 判決で多見谷寿郎裁判長は一審同様、米軍機の騒音によって会話や学習などの日常生活に支障が出て、睡眠妨害も生じているとし、米軍機墜落の不安や恐怖も損害として認定した。

(12月1日18時40分)

社会(12月1日)