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熊本地震の断層保存を検討 東海大構内、防災に活用

 熊本県の蒲島郁夫知事は8日、熊本地震で被災した東海大農学部の阿蘇キャンパスで露出した断層を、県が主体となって保存する方針を示した。県議会一般質問で答弁し「南阿蘇再生の拠点となるよう、大学や村と連携して取り組む」と述べた。観光振興や防災教育に活用する狙い。今後、保存方法を検討する。

 保存を検討するのは「1号館」と呼ばれる講義棟の下を通っていた断層。地震後、1階の床や廊下に亀裂が入り、出現した。断層についての詳細は明らかになっていないが、キャンパスの地盤を調べた専門家からは「建物が断層の影響を直接受けた状態はまれ。学術的価値が高い」との指摘もあるという。

(3月8日19時21分)

社会(3月8日)