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岩手・釜石の仮設で最後の卒業式 「撤去、寂しさも」

 仮設の体育館で行われた釜石東中の卒業式=15日午前、岩手県釜石市  仮設の体育館で行われた釜石東中の卒業式=15日午前、岩手県釜石市
 東日本大震災の津波で全壊した岩手県釜石市立釜石東中が15日、プレハブ仮設校舎で最後となる卒業式を行った。県内では同校を含む3校が仮設校舎を使っているが、いずれも4月から新築された校舎に移る。卒業生からは「仮設が撤去されるのは、寂しさもある」と名残惜しむ声も出た。

 釜石東中は震災時、海のすぐ近くにあり、津波が校舎3階まで押し寄せた。過去の津波の教訓で、大地震が起きたらすぐ逃げるようにとの伝承が生き、校内にいた生徒は全員無事だった。

 震災1カ月後に他校を間借りして授業を再開。翌2012年4月、元の校舎から約4キロ内陸の仮設校舎に移った。

(3月15日11時31分)

社会(3月15日)