国内外ニュース

被災の大川小校舎公開求める声 石巻市が保存で住民説明会

 市が開いた大川小の被災校舎震災遺構整備方針に関する説明会で、発言する卒業生の永沼悠斗さん(中央)=13日午後、宮城県石巻市  市が開いた大川小の被災校舎震災遺構整備方針に関する説明会で、発言する卒業生の永沼悠斗さん(中央)=13日午後、宮城県石巻市
 宮城県石巻市は13日、東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が犠牲になり、震災遺構として保存する市立大川小の整備方針について、地域住民や卒業生らを対象に説明会を開催した。旧校舎の内部公開の是非を巡り、市が安全面から慎重に検討する姿勢を示したのに対し、参加者からは「中に入れなければ津波の怖さが伝わらない」と公開を求める意見が出た。

 市は意見を踏まえ、来月中に校舎内を公開するかどうかなど方針の大枠を定め、19年度中の整備完了を目指す。

 整備案では、旧校舎や体育館跡など被災した施設に極力手を加えず震災の教訓を伝える空間と、静かに慰霊できるスペースに分ける。

(5月13日18時55分)

社会(5月13日)