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ビキニ水爆被災、沖縄で報告会 高知の団体、聞き取りも

 太平洋・ビキニ環礁での水爆実験を巡り、沖縄の漁船員の被害について報告する「太平洋核被災支援センター」の山下正寿事務局長=14日午後、沖縄県豊見城市  太平洋・ビキニ環礁での水爆実験を巡り、沖縄の漁船員の被害について報告する「太平洋核被災支援センター」の山下正寿事務局長=14日午後、沖縄県豊見城市
 1954年の米国による太平洋・ビキニ環礁での水爆実験被害を調べている市民団体「太平洋核被災支援センター」(高知県宿毛市)のメンバーが14日、沖縄県を訪れ、地元の漁船員への聞き取りや、これまでの調査内容の報告会を行った。

 実験現場周辺では被爆した第五福竜丸のほか高知県や現在の沖縄県など延べ約千隻の船が操業していたとされる。

 豊見城市での報告会で山下正寿事務局長(72)は、沖縄近海で当時取れた魚が大阪の港で放射線汚染魚として廃棄されたのに、沖縄では廃棄された形跡がないと説明。「沖縄は米軍統治下だったため、米軍が放射線被害を隠した可能性がある」と指摘した。

(5月14日20時25分)

社会(5月14日)