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熊本地震シンポ、状況把握訴え 社会学者ら主催

 松山市内で開かれた熊本地震に関するシンポジウムで報告する北九州市立大の稲月正教授=14日午後  松山市内で開かれた熊本地震に関するシンポジウムで報告する北九州市立大の稲月正教授=14日午後
 熊本地震の発生から1年1カ月を迎えた14日、被災者支援に携わり、生活再建や被害状況を調べる研究者らのシンポジウムが松山市内で開かれ、被災者の生活状況を十分に把握できていない問題などが指摘された。

 西日本在住の社会学者らでつくる「西日本社会学会」が主催した。北九州市立大の稲月正教授(都市社会学)は、行政が民間賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設」入居者らの現状を報告。被災者を支援するため市町村に置かれた「地域支え合いセンター」に委託、見回り活動をしている民間団体の人手が足りないとし「このままでは被災者の孤立の解消が難しく、孤独死にもつながる」と懸念を示した。

(5月14日20時56分)

社会(5月14日)