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山の風呼ぶ地図扇子が人気 在庫地形図を再利用

 日本地図センターが販売する地図扇子、「浅間山」(上)と「穂高岳」  日本地図センターが販売する地図扇子、「浅間山」(上)と「穂高岳」
 国土地理院の地形図の販売を担当している日本地図センター(東京都目黒区)は、新しい地図の刊行で廃棄予定だった2万5千分の1地図の在庫を再利用して、9種類の「地図扇子」計千本を製作。1本756円でネット販売を開始したところ、涼やかな山の風を呼びそうな(?)「穂高岳」が品切れになるなど人気となっている。

 地形図は丈夫で破れにくく、これまで裏を使ったメモ帳などの商品はあったが、等高線など地図の美しい図柄を生かせる活用策はないかと、「地図扇子」を考えついた。

 扇子は、広げるとドーナツを半分に切ったような形。地図の見どころがちょうど収まるよう切り取る場所を工夫し、今回は多色刷りの「穂高岳」200本のほか、いずれも3色刷りの「蔵王山」「筑波」「東京西部」「東京西南部」「浅間山」「金沢」「京都西北部」「宮之浦岳」を100本ずつ計9種類準備した。骨は竹製で、香川県丸亀市の専門業者「四国団扇」に製作を依頼した。

 同センターは「今後も廃棄の対象で図柄の良いものを選別して製作を継続していきたい」としている。

(5月16日15時56分)

文化・芸能(5月16日)