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御嶽噴火、負傷者2人も初提訴へ 国と長野県に賠償請求

 58人が死亡、5人が行方不明となった2014年の御嶽山(長野・岐阜県)の噴火で、事前に噴火警戒レベルを引き上げなかったことなどが災害につながったとして、負傷者2人が近く、国と長野県に損害賠償を求める訴訟を長野地裁松本支部に起こすことが29日、分かった。遺族が同様の訴訟を既に起こしているが、負傷者の提訴は初めて。

 関係者によると、原告は噴火でけがをした長野県内の男性2人。御嶽山では当時、火山性地震が多く観測されていたのに、気象庁は噴火警戒レベルを1の「平常」に据え置いたままで引き上げを怠ったほか、県は山頂付近などの地震計の故障を放置した、と主張する見通し。

(5月29日19時00分)

社会(5月29日)