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血管性認知症の関連物質発見 京大チーム、脳内で増加

 脳の血流が悪化して起こる認知症の患者の脳内で、特定のタンパク質の量が増えていることを京都大の上村麻衣子特定研究員らのチームが発見し、31日付の国際神経病理学会誌電子版に発表した。

 認知機能に悪影響を及ぼしている可能性があり、「これまでは生活改善など予防的な対策しかなかったが、このタンパク質の働きを抑えることが新しい治療法の開発につながるかもしれない」と説明している。

 研究では、小さな血管が詰まって起こる小血管性認知症で亡くなった7人の脳を分析。すると、BMP4という骨の形成などに関わるタンパク質が、小血管性認知症ではない人より5~10倍多く見つかった。

(6月1日1時07分)

医療・健康(6月1日)