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電通、法人を略式起訴 違法残業事件の捜査終結

 電通本社ビル  電通本社ビル
 広告大手電通(東京)の違法残業事件で、検察当局は6日までに、労働基準法違反罪の両罰規定を適用し、法人としての電通を略式起訴した。幹部個人は起訴猶予とした。電通では企業体質として違法残業が根付いていたため、個人の責任が大きいとは言えないと判断したとみられる。

 政府の働き方改革の議論に大きな影響を与えた事件の捜査は終結した。

 東京労働局は昨年12月、2015年12月に自殺した新入社員高橋まつりさん=当時(24)=ら2人に、労使協定(三六協定)を超える違法な残業をさせた疑いで、法人としての電通と上司だった電通本社の幹部1人を東京地検に書類送検していた。

(7月6日20時16分)

社会(7月6日)