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北大にアイヌ遺骨返還求め提訴 旭川「信教の自由侵害」

 旭川地裁に提訴前、記者会見する旭川アイヌ協議会の川村兼一会長=13日午後、北海道旭川市  旭川地裁に提訴前、記者会見する旭川アイヌ協議会の川村兼一会長=13日午後、北海道旭川市
 北海道旭川市から持ち出されたアイヌ民族の遺骨2体を巡り、保管する北海道大が返還に応じないとして、旭川アイヌ協議会などが13日、返還と慰謝料計300万円を求める訴訟を旭川地裁に起こした。原告側は、アイヌの伝統に基づいた供養ができず、信教の自由が侵害されたとしている。

 訴状などによると、北海道ウタリ協会(現北海道アイヌ協会)旭川支部などが1985年、旭川市周辺から持ち出された遺骨の返還を北大に要求。5体が返還されたが、2013年に大学側の調査で遺骨2体と副葬品の返還漏れが発覚した。

(7月13日18時01分)

社会(7月13日)