国内外ニュース

核実験検知装置、北海道と青森に 北朝鮮監視強化

 日本原子力研究開発機構は20日、大気中の放射性物質を観測し、地下核実験を検知する移動式の装置を、北海道幌延町と青森県むつ市に設置すると発表した。群馬県高崎市に常設の装置があるが、北朝鮮情勢が緊迫しており、核実験への監視態勢を強化する。

 装置は、放射性希ガス(キセノン)を観測する。核実験が行われると、大気中のキセノンの値が高まるため、検知できる仕組み。地震波などの観測よりも、核爆弾を使ったかどうか正確に判別できるという。

 幌延町の町有牧場と、むつ市の機構施設が候補地で、8月上旬に現地調査し正式決定する。年内にも測定を開始し、1~2年間継続してデータを取る。

(7月20日19時41分)

科学・環境(7月20日)