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南海トラフの直前予測困難 中央防災会議部会が報告書

 政府の中央防災会議の調査部会は21日、南海トラフ巨大地震の発生時期や規模に関する直前予測の可能性について「現在の科学的知見では確度の高い予測は困難」とする報告書をまとめた。2013年の同部会の見解を踏襲した。中央防災会議はこれを受け、南海トラフ地震の対策強化に向けた議論を加速させる。

 報告書では、南海トラフで発生する巨大地震は発生場所や規模、メカニズムに多数の組み合わせがあると指摘。正確な予測は「できないのが実情」とした。

 一方、プレートの状態変化が一定規模で観測されるなどすれば、これまでの地震活動の統計に基づき発生確率を示すことができると強調した。

(7月22日0時05分)

科学・環境(7月22日)