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福島3号機制御棒付近から漏出か 溶融核燃料、新映像を公開

 福島第1原発3号機の原子炉圧力容器下部にある制御棒駆動装置。中央奥が水面=21日(国際廃炉研究開発機構提供)  福島第1原発3号機の原子炉圧力容器下部にある制御棒駆動装置。中央奥が水面=21日(国際廃炉研究開発機構提供)
 東京電力は24日、福島第1原発3号機の原子炉格納容器内の水中ロボット調査に関する記者会見を開き、原子炉圧力容器下部の制御棒駆動装置付近に溶けた核燃料(デブリ)の可能性が高い物体が付着している新たな映像を公開した。核燃料は構造的に弱い部分から漏れ出した可能性があると明らかにした。

 東電の木元崇宏原子力・立地本部長代理は「厚さ約14センチの圧力容器が全部溶けて燃料がごっそりと落ちるよりは(圧力容器下部から内側に制御棒を通す)穴から噴き出して垂れたと想定できる」と説明した。

 この日は計約4分間の映像を公開。映像にはデブリとみられる物体が広範囲に広がっていた。

(7月24日20時45分)

科学・環境(7月24日)