国内外ニュース

震災の復興予算36%を使い残し まちづくりの遅れも影響

 復興庁は28日、2016年度に計上した東日本大震災の復興予算4兆6345億円のうち、36・1%の1兆6736億円が年度内に執行されず、使い残したと発表した。住民の合意形成が難航し、まちづくりが予定より遅れるケースや、地元での住宅再建を諦める住民が増え、宅地造成の規模を縮小するといった例が相次ぎ、予算執行が進まなかった。

 執行状況を事業別に見ると、住宅再建やまちづくりは2兆1880億円のうち48・6%の1兆630億円を使い残した。中小企業支援など産業復興では41・7%、東京電力福島第1原発事故に伴う除染や避難者の帰還促進では26・2%が未消化だった。

(7月28日10時16分)

経済(7月28日)