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福島・相馬で灯籠流し 海原漂う追悼の明かり

 漁船から海にメッセージ入りの灯籠を流す乗組員=30日午後、福島県相馬市の松川浦漁港  漁船から海にメッセージ入りの灯籠を流す乗組員=30日午後、福島県相馬市の松川浦漁港
 東日本大震災の津波などで500人近くが亡くなった福島県相馬市の松川浦漁港で30日夜、犠牲者を悼む灯籠流しが行われた。会場に集った地元の住民たちは失われた命に思いをはせながら、海原を漂う明かりに向け静かに手を合わせた。

 空が暗くなり始めた午後6時半すぎ、漁船3隻が港を出発。「安らかにお眠りください」「がんばっぺ」といったメッセージ入りの灯籠約600個を乗組員が船から海上に流した。港では僧侶の読経が響く中、参加者がめいめいに祈りをささげた。

 灯籠流しは、住民の有志などが震災後の2011年夏から毎年開催している。

(7月30日20時20分)

暮らし・話題(7月30日)