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ビキニ被ばく労災支援に言及なし 山本農相、元漁船員らと意見交換

 元漁船員(右)と意見交換する山本農相=2日午前、高知県議会  元漁船員(右)と意見交換する山本農相=2日午前、高知県議会
 1954年に米国が実施した太平洋・ビキニ環礁での水爆実験を巡り、付近での操業による被ばくを訴えている高知県の元漁船員や遺族らが2日、地元選出の山本有二農相と県議会で意見交換した。元船員らは事実上の「労災認定」に当たる船員保険を速やかに適用するよう支援を求めたが、山本農相から具体的な施策への言及はなかった。

 山本農相は「元船員らが、さまざまな困難を克服し頑張っている姿に感動した。県が取り組む健康調査などを支援したい」と述べた。

 元マグロ漁船員の桑野浩さん(84)は「同僚は原因不明の病気でバタバタ亡くなった。国は仲間にも思いをはせてもらいたい」と訴えた。

(8月2日13時10分)

社会(8月2日)