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奈良のシカ捕獲中止を要望 自然保護団体「共存文化守って」

 記者会見する自然保護団体「日本熊森協会」の森山まり子会長(左)ら=3日、奈良県庁  記者会見する自然保護団体「日本熊森協会」の森山まり子会長(左)ら=3日、奈良県庁
 自然保護団体「日本熊森協会」(兵庫県)は3日、奈良県庁で記者会見し、奈良県が農林業被害対策として一部の地域で始めた国の天然記念物「奈良のシカ」の捕獲について「シカとの共存の文化を壊さないで」と訴えた。1日に捕獲中止を求める要望書を同県に提出した。

 奈良県は7月31日、農作物の被害が多い奈良市東部に6基のおりを設置。本年度は120頭を上限として捕獲を始めた。

 知事宛ての要望書で協会は、捕獲よりも、シカの侵入を防ぐ柵の設置が被害防止に効果的だと主張している。

 奈良のシカは「神鹿」として大切にされ、1957年に旧奈良市内に生息するシカが天然記念物に指定された。

(8月3日16時55分)

暮らし・話題(8月3日)