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銀河の“化石”見つけた 東北大と国立天文台

 地球から2300万光年離れた「クジラ銀河」の周りに見つかった矮小銀河のうち2個の位置と拡大写真(東北大・国立天文台提供)  地球から2300万光年離れた「クジラ銀河」の周りに見つかった矮小銀河のうち2個の位置と拡大写真(東北大・国立天文台提供)
 地球から2300万光年離れた「クジラ銀河」の周りに、宇宙初期の130億年ほど前にできたとみられる小さな銀河がいくつも散らばっているのを見つけたと東北大と国立天文台のチームが4日までに発表した。

 大きな銀河は、こうした小さな「矮小銀河」が長い間にたくさん集まってできると考えられている。矮小銀河にはクジラ銀河ができた際の元素組成がそのまま残っているとみられ、チームは「まるで生きた化石みたいだ」と話している。

 チームはハワイ島のすばる望遠鏡でクジラ銀河を撮影。周りに11個の矮小銀河や、クジラ銀河に吸収される際に引き延ばされて筋状になった恒星の集まりを確認した。

(8月4日5時31分)

科学・環境(8月4日)