国内外ニュース

アイヌ遺骨を供養、独から返還 北海道大構内で儀式

 北海道大構内のアイヌ納骨堂で営まれた先祖供養の儀式「イチャルパ」=4日午後、札幌市  北海道大構内のアイヌ納骨堂で営まれた先祖供養の儀式「イチャルパ」=4日午後、札幌市
 北海道アイヌ協会は4日、北海道大(札幌市)構内にあるアイヌ納骨堂で、先祖供養の儀式「イチャルパ」を営んだ。納骨堂には、ドイツの学術団体から日本側に外交ルートで返還されたばかりの遺骨1体や、かつて北大が研究目的で収集した遺骨約千体が安置されている。

 返還された遺骨は、1879年に札幌市近郊の墓から夜中に持ち出され、ドイツに渡ったとされる。7月31日にベルリンで日本側に返還され、8月2日に納骨堂に安置された。

 同協会の阿部一司副理事長は「これからも海外からの返還にしっかり取り組んでいきたい」と話した。

(8月4日18時01分)

暮らし・話題(8月4日)