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自民、改憲戦略練り直し 憲法審査会設置10年

 先の通常国会での衆院憲法審査会=6月  先の通常国会での衆院憲法審査会=6月
 衆参両院の憲法審査会は7日、設置から10年を迎えた。「改憲勢力」が両院で国会発議に必要な3分の2以上の議席を占める中、安倍晋三首相(自民党総裁)は9条への自衛隊明記などを柱とする党改憲案を秋の臨時国会で審査会に提示して改憲論議を加速させる構えだったが、軌道修正して先送りされる方向となった。自民党は当面、党内論議を優先させ、連立を組む公明党のほか、野党第1党の民進党の出方も注視しながら改憲戦略を練り直す方針だ。

 首相は6日、広島市での記者会見で、改憲に関し「自民党主導で進めてもらいたい」と重ねて強調し、党や国会での議論に委ねる意向を示した。

(8月7日0時05分)

政治(8月7日)