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国立環境研、ヒアリ遺伝子を解析 女王巣作り型把握へ

 神戸港のコンテナヤードで発見された、強い毒を持つ南米原産のヒアリ(環境省提供)  神戸港のコンテナヤードで発見された、強い毒を持つ南米原産のヒアリ(環境省提供)
 強い毒を持つ南米原産のヒアリの日本侵入が相次ぐ中、国立環境研究所(茨城県つくば市)が国内で採取されたヒアリの遺伝子解析を進めていることが8日、分かった。女王1匹で巣を作る単女王型と、複数の女王で巣作りする多女王型があり、駆除に手間の掛かる多女王型なら、大繁殖を招く恐れがあるためで、解析結果が繁殖阻止の鍵になる。

 国内で採取した個体と遺伝子のタイプが分かっている海外の個体を比較する。

 国環研などによると、解析対象の遺伝子は、ヒアリが持つにおいに関係すると考えられる「Gp―9」。ヒアリ同士が巣の仲間を認識するための、情報のやりとりに関わっているとみられる。

(8月8日14時05分)

科学・環境(8月8日)