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21年前の“相方”と再会 漫画家いわきりなおとさん

 トークイベントに登場した、漫画家のいわきりなおとさん(左)と「チャーミング」の井上二郎さん=東京都内  トークイベントに登場した、漫画家のいわきりなおとさん(左)と「チャーミング」の井上二郎さん=東京都内
 漫画家いわきりなおとさん(41)が新著「夢をかなえる 爆笑!日本美術マンガ おしえて北斎!」の出版記念トークイベントを東京都内で開催した。お笑い芸人を目指していた21年前にコンビを組んでいた、“相方”も登場して花を添えた。

 大阪府出身のいわきりさんは「漫画家志望だったが、なり方が分からず、お笑いならいけそう」と考え、1996年に、大阪市の吉本興業のタレント養成所に入った。

 福岡県出身の井上二郎さん(40)と出会い、コンビを組んだものの、24時間お笑いだけに向き合う井上さんの熱意や力量の差に打ちのめされる。3カ月で一方的に解散を告げられると「自分が24時間考えられることは、漫画しかない」と、再び漫画家の道に進んだ。

 美術をテーマにした漫画を手掛けるいわきりさんは「将来は芸人と漫画家として会おうと思っていた。2人の青春時代も漫画で描きたい」と、感無量の様子で語った。

 一方の井上さんは、上京して所属事務所を渡り歩いたが、現在もお笑いコンビ「チャーミング」として活動。さらに自らの体験を描いた「芸人生活」など、漫画家としても活躍している。

 イベントの1カ月前には、約20年ぶりの再会が実現。「漫画家同士の対談」として呼び出されていた井上さんは、最初は元相方とは全く気付かなかったという。

 「“種明かし”された時は、変な汗が大量に出てきた」と振り返りつつ、「お笑いを目指した2人が、21年後に漫画家として再会する…。人生って不思議ですね」と、来し方に思いをはせていた。

(8月8日16時06分)

文化・芸能(8月8日)