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撃沈73年、疎開学童ら追悼 沖縄から出港「対馬丸」

 「対馬丸」の犠牲者を悼む慰霊祭に参列した遺族や生存者ら=22日午前、那覇市  「対馬丸」の犠牲者を悼む慰霊祭に参列した遺族や生存者ら=22日午前、那覇市
 太平洋戦争中に沖縄から出港した学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、学童ら1500人近くが死亡した事件から73年となる22日、那覇市の碑「小桜の塔」の前で慰霊祭が開かれた。生存者や遺族らが犠牲者を追悼。平和を願い、チョウのオオゴマダラを空に放った。

 参列した照屋恒さん(77)=那覇市=は4歳のときに船に乗り、一緒だった母親と姉を失った。「戦争がいかにむごいものか、絶対に忘れてはいけない」と静かに語った。

 対馬丸は戦争末期に差し掛かった1944年8月21日、長崎へ向けて那覇港を出港。翌22日、米海軍の潜水艦から魚雷攻撃を受けて沈没した。

(8月22日12時05分)

社会(8月22日)