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諫早、基金100億円を要求 農水省、開門調査費見送る

 国営諫早湾干拓事業(長崎県)の排水門開門を巡る問題で、農林水産省が、開門しない代わりに漁業振興のため創設する基金の経費を2018年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めたことが23日、分かった。基金を活用して漁業者と和解を目指す考えで、要求額は100億円で調整している。従来、予算計上してきた開門調査のための経費は見送る方向だ。

 この問題では、開門の差し止めを命じた4月の長崎地裁判決に対し、国は控訴を見送り、今後、開門しない考えを表明している。和解協議では100億円の基金を提示した。

 農水省は「これまで示した方針に従って予算要求した」と説明している。

(8月23日11時26分)

経済(8月23日)