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ES細胞で肝臓病赤ちゃん治療へ 治験本年度申請、国内初

 国立成育医療研究センター=2010年7月撮影  国立成育医療研究センター=2010年7月撮影
 体のさまざまな細胞になれる胚性幹細胞(ES細胞)を用いて重い肝臓病の赤ちゃんを治療する臨床試験(治験)の実施を、国立成育医療研究センター(東京)が本年度、国に申請する方針であることが27日分かった。実現すれば、ES細胞では国内初となる。

 治験は医師主導で、有毒なアンモニアを肝臓で分解できない「高アンモニア血症」の赤ちゃんが対象。国内の患者は年10人程度とみられる。重症患者は肝臓移植が必要だが、体重が6キロ程度にならないと手術が難しい。

 このため、ES細胞から作った大量の肝細胞を肝臓に注入する方法を試みる。

(8月27日19時21分)

医療・健康(8月27日)