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アイヌ新法に「先住民族」明記へ 政府が最終調整

 先祖に祈りをささげるアイヌ民族の人たち=2015年8月、北海道白糠町  先祖に祈りをささげるアイヌ民族の人たち=2015年8月、北海道白糠町
 政府は、アイヌ民族の生活や教育を支援するため制定を検討している新法に「先住民族」と明記する方向で最終調整に入った。関係者が28日、明らかにした。政府は2008年にアイヌを先住民族と認めているが、法律に明記するのは初めてで、政府の見解をより明確に示す意味がある。

 新法を巡っては政府の有識者懇談会が09年、アイヌの文化振興や生活向上支援に向け「国の姿勢と覚悟を示す立法措置」を提言した。政府はこれを踏まえて新法の検討に着手。具体的な生活、教育支援に関しては、北海道が既に実施しており、条文に盛り込むかどうか調整を続ける。

(8月28日19時35分)

政治(8月28日)