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京大原子炉「KUR」運転再開 大学研究用、全3基が稼働

 京都大の研究用原子炉「KUR」=6月、大阪府熊取町  京都大の研究用原子炉「KUR」=6月、大阪府熊取町
 京都大原子炉実験所は29日、停止中の研究炉「KUR」(大阪府熊取町、出力5メガワット)の運転を再開したと明らかにした。国内の大学が所有する研究炉で運転再開を目指していた3基のうち2基は既に稼働しており、今回で全てが再開した。

 KURは1964年に初臨界。がん治療を含む医学、物理学などの幅広い分野の研究に使われてきた。東京電力福島第1原発事故後、2014年に定期検査で停止した。

 京大は再開に向けて安全対策工事などを進め、16年に新規制基準の適合性審査に合格。今月25日に原子力規制委員会による最終検査に合格した。

(8月29日13時17分)

科学・環境(8月29日)