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IAEA、核燃料バンク施設完成 カザフスタンに設立

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の「国際核燃料バンク」のウラン貯蔵施設がカザフスタン東部で完成し、29日、落成式が行われた。新興国などを対象に原発用燃料の低濃縮ウラン供給を保証する一方、濃縮技術など核拡散の防止につなげるのが狙いで、本格始動に向けた体制が整った形。

 IAEAの天野之弥事務局長は式典で、世界約30カ国が原発導入に関心を示しているとして、原発燃料の供給体制整備の重要性を強調した。施設には最大90トンのウランを貯蔵できる。来年の搬入を目指してウランの国際調達を進める。

 核燃料バンク設立はIAEA理事会が2010年に決議を採択した。

(8月30日8時30分)

科学・環境(8月30日)