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水俣条約、熊本で考える集い 患者ら「厳しい規制を」

 集会で発言する水俣病胎児性患者の坂本しのぶさん=30日午後、熊本県水俣市  集会で発言する水俣病胎児性患者の坂本しのぶさん=30日午後、熊本県水俣市
 水俣病の原因となった水銀を国際的に規制する「水銀に関する水俣条約」の課題を考える集会が30日、熊本県水俣市で開かれ、参加者からはより厳しい規制を求める声が出た。スイスで9月に開催される第1回締約国会議に参加する同市の胎児性患者坂本しのぶさん(61)は「水俣病は絶対に治らないし、体はどんどんひどくなっていくと訴えたい」と話した。

 条約は16日に発効し、現在74カ国が締結。集会を主催したNPO法人水俣病協働センターの谷洋一理事は、「厳しい基準を持った条約になることが願い。被害者の声を世界に届けたい」と話した。

(8月30日21時51分)

科学・環境(8月30日)