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ブラジル減税、WTO違反 日本の主張認める

 世界貿易機関(WTO)は30日、自動車を巡るブラジル政府の減税措置がWTO協定に違反すると日本政府が訴えていた通商紛争で、日本の主張を全面的に認める報告書を公表した。ブラジルに対し、減税措置の是正を求めている。

 日本政府によると、ブラジル政府は2012年10月に自国内で組み立てなどを行う自動車メーカーを対象に税率を下げる政策を導入。ブラジル国外で自動車を生産するメーカーは不利になり、その後、日本からブラジルへの自動車の輸出台数や輸出金額は大幅に減少している。

 ブラジルは60日以内にWTOの上級委員会に上訴できる。上訴しない場合、小委員会の判断が確定する。

(8月31日0時26分)

経済(8月31日)