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卸売会社元社長、臍帯血運び解凍 専門知識なく

 専用の液体窒素タンクで保管されている臍帯血が入った容器(中央)((株)ステムセル研究所提供)  専用の液体窒素タンクで保管されている臍帯血が入った容器(中央)((株)ステムセル研究所提供)
 他人の臍帯血を国に無届けで移植したとされる事件で、再生医療安全性確保法違反の疑いで逮捕された福岡市の卸売会社「レクラン」(閉鎖)元社長井上美奈子容疑者(59)らが、運び役を務めた上、冷凍保存した臍帯血に湯をかけて解凍するなどクリニックでの作業にも立ち会っていたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。

 井上容疑者らは専門知識を持っていなかったとみられ、国への届け出をしていなかっただけでなく、専門家はずさんな管理がされていた疑いもあると指摘。感染症などのリスクが懸念され、厚生労働省や、愛媛など4府県警の合同捜査本部は実態を詳しく調べる。

(9月1日2時06分)

社会(9月1日)