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インドでプライバシー認定 最高裁が初「基本的権利」

 インド・コルカタで、生体認証システムに登録するために網膜をスキャンされる男性=2012年(AP=共同)  インド・コルカタで、生体認証システムに登録するために網膜をスキャンされる男性=2012年(AP=共同)
 【ニューデリー共同】インド最高裁が“同国版マイナンバー制度”を巡る訴訟で、プライバシーは憲法で保障される「基本的権利」とする同国初の判断を示した。性的指向や、ヒンズー教が神聖視する牛を食べる選択などを「国家から干渉を受けない権利」とし、歓迎の声が上がる。ただ、制度の妥当性に関しては判断を示さず、政府の今後の対応が注目される。

 最高裁は8月24日、9人の裁判官の一致した意見として「人間の尊厳」が憲法の核心であり、プライバシーも含まれると指摘。これまでインドではプライバシーを基本的権利とする明確な規定がなく、各紙は「歴史的判決」と評価した。

(9月2日17時06分)

国際(9月2日)