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北の地震、エネルギー前回の十倍 過去の核実験と波形類似

 北朝鮮付近を震源とした地震の波形を映し出しながら説明する松森敏幸地震津波監視課長=3日午後、気象庁  北朝鮮付近を震源とした地震の波形を映し出しながら説明する松森敏幸地震津波監視課長=3日午後、気象庁
 気象庁は3日、北朝鮮付近を震源とした地震について記者会見を開き、過去の核実験で観測した地震の震動波形と類似しているとし「自然地震ではない可能性がある」と発表した。地震を引き起こしたエネルギーは、昨年9月の核実験で観測したデータと比べ、少なくとも10倍の規模とする解析結果も明らかにした。

 気象庁によると、2種類ある地震波形のうち震動の伝わり方が遅く、揺れが大きい「S波」について、自然地震でははっきりと観測されるが、今回の地震では不明瞭なことなど、自然地震とは異なる特徴があった。これは、過去5回の核実験が行われた際に観測した地震と類似している。

(9月3日18時17分)

科学・環境(9月3日)