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豊洲訴訟、石原氏の責任追及せず 都が正式に表明

 口頭弁論後、記者会見する都民側の斎藤悠貴弁護士(中央)ら=4日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ  口頭弁論後、記者会見する都民側の斎藤悠貴弁護士(中央)ら=4日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ
 築地市場の豊洲移転を巡り、土壌汚染対策費を考慮せずに土地を購入したのは違法だとして、東京都民が当時知事だった石原慎太郎氏への賠償請求を都に求めた訴訟の口頭弁論が4日、東京地裁であった。都は石原氏の責任を追及しない姿勢を正式に表明した。

 都民が2012年、石原氏に約578億円の賠償請求をするよう都に求め提訴。都側は当初、石原氏に責任はないとの方針だったが、小池百合子知事が今年1月に見直しを表明し、弁護団を変えて再検討させていた。

 都は地裁に提出した書面で「裁量を逸脱しているとの主張はせず、地裁に判断を委ねる」とした。

(9月4日18時41分)

社会(9月4日)