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航空機紛争でEU側の逆転敗訴 WTO、税優遇違反認めず

 【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)紛争処理手続きの「最終審」に当たる上級委員会は4日、米航空機大手ボーイングに対する米西部ワシントン州の税制優遇をWTO協定違反だと訴えていた欧州連合(EU)の主張を退ける判断を下した。「一審」の紛争処理小委員会(パネル)は違反を認定していたが、EU側の逆転敗訴となった。

 EUは国際産業保護を目的にした米当局の優遇税制により、欧州航空機大手エアバスが損害を被ったと訴えていた。ワシントン州にはボーイングの組立工場がある。

 上級委員会は、税制優遇措置をWTO協定が禁じる補助金としたパネルの解釈には誤りがあるとした。

(9月5日8時40分)

経済(9月5日)