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事故前、2人操縦士制の導入要望 長野、墜落ヘリの航空隊員

 9人が死亡した3月の長野県の消防防災ヘリコプター「アルプス」墜落事故で、犠牲者が所属していた県消防防災航空隊の隊員が事故前、安全対策などを理由に副操縦席にも操縦士を乗せる「ダブルパイロット制」導入を求めていたことが5日、県への取材で分かった。運用は実現せず、事故時に搭乗していたパイロットは1人だった。

 県によると、隊員から操縦士を2人搭乗させるべきだとの要望があったため導入を検討。だが、航空隊に在籍していたパイロット3人のうち2人が育成段階で、未熟なパイロットを副操縦席に乗せることがリスクとなる恐れがあるとして、運用を見送っていたという。

(9月5日12時52分)

社会(9月5日)