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東大教授が不正論文を撤回、訂正 米科学誌「サイエンス」と合意

 5本の論文で画像の加工などの不正が認定された東京大・分子細胞生物学研究所の渡辺嘉典教授は5日、米科学誌サイエンスに掲載された論文1本を撤回、1本を訂正することで同誌と合意したと明らかにした。

 残る3本のうち1本は訂正することで別の学術誌と合意。英科学誌ネイチャー掲載の2本は対応を協議している。

 撤回したのは細胞分裂の仕組みに関する論文で、多数の画像に不正があった。渡辺氏は「大変申し訳なく思っている。実験をやり直し、結論が正しいことを示したい」と話している。

 この問題では告発を受けて東大が調査、今年8月に5本の論文でデータの捏造などがあったと結論付けた。

(9月5日16時36分)

科学・環境(9月5日)