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韓国でキビの料理跡?世界初検出 遺跡から出土の土器分析で

 キビの化合物が検出された土器片(庄田慎矢奈良文化財研究所主任研究員提供)  キビの化合物が検出された土器片(庄田慎矢奈良文化財研究所主任研究員提供)
 韓国・麻田里遺跡(紀元前8~同6世紀ごろ)で出土した土器から、キビが加熱調理されたことを示す化合物が見つかり、奈良文化財研究所の庄田慎矢主任研究員と英ヨーク大などのチームが5日までに明らかにした。日本国内で、キビが土器にお焦げの状態で付着していた例はあるが、抽出した脂質から化合物を検出する方法で加熱調理が判明するのは世界初という。

 同様の手法で、キビ以外の植物や肉、魚、乳製品などの食用化の歴史も明らかにできる可能性がある。

 人類の重要な食料だったキビは中国北部で栽培が始まったとされるが、遺跡で古代のキビが見つかるのはまれだ。

(9月5日18時05分)

暮らし・話題(9月5日)