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米WD、買収資金拠出を見送り 東芝半導体で譲歩

 東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の売却交渉で、米ウエスタン・デジタル(WD)が買収に向けた資金拠出を見送る方針を示したことが6日、分かった。経営再建へ売却を急ぐ東芝に譲歩する見返りに、協業で分け合う製品の配分引き上げなどを求め、条件闘争が続いている。

 東芝は6日に取締役会を開き、「日米連合」の新提案を軸に協議したが、結論を持ち越した。13日に開く予定の取締役会で売却先の決定を目指し、主要取引銀行などに意向を伝えた。

 WDが普通株に転換可能な社債を通じた1500億円の拠出を撤回したのは、日米連合への関与を薄め、関係各国の独禁法審査を通りやすくするため。

(9月6日19時15分)

経済(9月6日)