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盗難文化財を韓国博物館に寄贈 日本人遺族、知らずに所蔵

 韓国国立中央博物館に寄贈された朝鮮時代の墓誌(国外所在文化財財団提供・共同)  韓国国立中央博物館に寄贈された朝鮮時代の墓誌(国外所在文化財財団提供・共同)
 【ソウル共同】韓国南西部光州で盗掘され、韓国の密売グループが1998年、不法に日本へ搬出した朝鮮時代の磁器製の墓誌を、盗品と知らず購入、所蔵していた日本人男性の遺族が韓国国立中央博物館に寄贈した。貴重な文化財の寄贈として、韓国文化財庁傘下の国外所在文化財財団が12日、発表した。

 財団によると男性は古美術品の収集家で、昨年11月に78歳で死去した。遺志に基づき妻(76)が今年8月、韓国への引き渡しを決めた。

 寄贈されたのは15世紀の朝鮮王朝初期に高官を務めた李先斉の事績を刻んだ墓誌。盗掘の時期や犯人は分かっていない。

(9月12日9時36分)

国際(9月12日)