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白神山地の核心地域にシカ初確認 生態系への悪影響懸念

 世界自然遺産・白神山地の核心地域で、センサーカメラが捉えたニホンジカ=8月6日、青森県鰺ケ沢町(東北森林管理局提供)  世界自然遺産・白神山地の核心地域で、センサーカメラが捉えたニホンジカ=8月6日、青森県鰺ケ沢町(東北森林管理局提供)
 環境省東北地方環境事務所は13日、世界自然遺産・白神山地(青森、秋田両県)の核心地域で、ニホンジカを初めて確認したと発表した。同地域はほとんど人の手が加わっていない重要なエリアで、ブナの原生林を食い荒らすといった生態系への悪影響が懸念される。

 事務所によると、8月6日午後6時50分ごろ、青森県鰺ケ沢町の国有林に設置したセンサーカメラがオスのニホンジカ1頭の姿を捉えた。担当者は「遺産価値を損ねかねない。効率的に捕獲していく」としている。

 世界遺産になったエリアは、核心地域と、周辺部の緩衝地域に分けられる。緩衝地域では15年10月に1頭が撮影された例がある。

(9月13日21時01分)

科学・環境(9月13日)