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カナダで39億年前の生物痕跡 世界最古か

 カナダで見つかった、最古の可能性がある生物痕跡。直径20~30マイクロメートルの粒の一つ一つが細胞だったとみられる(小宮剛東京大准教授提供)  カナダで見つかった、最古の可能性がある生物痕跡。直径20~30マイクロメートルの粒の一つ一つが細胞だったとみられる(小宮剛東京大准教授提供)
 カナダで採った岩石から39億5千万年前の生物の痕跡を見つけたと、東京大の小宮剛准教授(化学古生物学)らが27日付の英科学誌ネイチャーに発表した。約38億年前とされる最古の記録を塗り替える可能性がある。細胞核を持たない原始的な生物だったらしい。

 痕跡を見つけたのは、カナダ東部のラブラドル半島。大昔に海だったころ、泥や炭酸カルシウムが海底に積もってできた岩の中に、炭素が豊富な直径数十分の1ミリの塊が含まれていた。この岩の年代を調べたところ39億5千万年前だった。

 この塊は生物の体内に特徴的な最も軽い炭素の割合が高く、かつては生物の体だったと判断した。

(9月28日2時06分)

科学・環境(9月28日)