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「敵前逃亡解散」と野党 安倍政権に全面対決挑む

 衆院が解散され、万歳三唱する議員。手前は欠席した民進党などの席=28日午後0時3分、衆院本会議場  衆院が解散され、万歳三唱する議員。手前は欠席した民進党などの席=28日午後0時3分、衆院本会議場
 野党は28日、臨時国会冒頭での衆院解散を踏まえ「身勝手な解散で、敵前逃亡解散だ」(吉田忠智社民党党首)と安倍晋三首相の姿勢を批判し、選挙戦で全面対決を挑む姿勢を打ち出した。

 民進党の小川敏夫参院議員会長は党会合で衆院解散について「いよいよ国会が始まって追及の舞台(ができる)と思った時に解散だ。議論から逃げる安倍内閣は許さない。退陣に追い込むために一致団結して頑張ろう」と強調した。

 同党の松野頼久国対委員長は「北朝鮮のミサイルが飛んでいる中、解散することはありえない」と語気を強めた。共産党の志位和夫委員長は「安倍暴走政治をこのまま続けていいのかが最大の争点だ。安倍政権を退場させ、日本の政治に新しい大きな変化をつくる選挙にする」と力説した。

 日本維新の会の片山虎之助共同代表は「状況が刻々と変化して大変分かりにくい選挙だ。一致協力して勝ち抜きたい」と訴えた。自由党の玉城デニー幹事長はNHK番組で「『国民の生活が第一』との政治の目標を実現するため、政権交代を目指して野党の結集を図りたい」と語った。

 吉田氏は「解散は立法府を軽視し、国会の役割を踏みにじる暴挙だ。安倍政権をこれ以上続けさせてはならない。憲法を生かす政治を掲げて戦う」と党会合で述べた。

(9月28日13時41分)

政治(9月28日)