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坂本しのぶさん、水銀規制訴え 水俣条約会議でスピーチ

 28日、「水俣への思いをささげる時間」でのスピーチを終え、締約国会議の議長(左)と握手を交わす坂本しのぶさん=スイス・ジュネーブ(共同)  28日、「水俣への思いをささげる時間」でのスピーチを終え、締約国会議の議長(左)と握手を交わす坂本しのぶさん=スイス・ジュネーブ(共同)
 【ジュネーブ共同】熊本県水俣市の胎児性水俣病患者坂本しのぶさん(61)は28日、「水銀に関する水俣条約」第1回締約国会議が開かれているスイス・ジュネーブの国際会議場でスピーチし「水俣病は終わっていない。公害を起こさないでください」と訴えた。

 坂本さんは、水俣病を巡る訴訟が続いていることや、水銀を含む汚泥が市内の埋め立て地で管理されていることから、水俣病問題は未解決だとした。工場排水由来のメチル水銀に汚染された魚介類を母が食べ、胎内で罹患した体験から「女の人と子どもを守ってください。一緒にしていきましょう」と締めくくった。

(9月28日22時11分)

社会(9月28日)