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ペルー出土の頭骨に陥没痕 古代の儀礼か

 ペルーのパコパンパ遺跡から出土した人骨=2014年9月(パコパンパ考古学調査団提供)  ペルーのパコパンパ遺跡から出土した人骨=2014年9月(パコパンパ考古学調査団提供)
 南米ペルーのパコパンパ遺跡から出土した紀元前1200~前500年の人骨の頭部や顔面に陥没骨折などの痕が見つかり、調査している国立民族学博物館(大阪府吹田市)などが28日発表した。

 約千年後のペルーのモチェ王国では、天候不順などの際に支配者層の戦士が儀礼的な闘争をして、敗者が人身御供になったとされていることから同様な儀礼に関連する痕跡と想定され、古代アンデスでは最古の例とみられるという。

 出土した104体の人骨を調査。うち成人の男女7体の頭部などに、陥没骨折など繰り返し暴行を受けた痕跡があった。骨の状態からその後も生存していたとみられる。

(9月29日3時07分)

暮らし・話題(9月29日)