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剣道部元顧問に二審も賠償責任 大分の部活熱中症死訴訟

 2009年8月、大分県立竹田高校2年だった工藤剣太さん=当時(17)=が剣道部の練習中に熱中症で死亡した事故を巡り、両親が当時の顧問と副顧問に賠償責任を負わせるよう県に求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は2日、一審大分地裁に続き、元顧問に100万円を請求するよう命じた。県側の控訴を棄却した。

 判決で佐藤明裁判長は、工藤さんがふらつくなどの意識障害を起こしていたのに、すぐに救急車を呼ばず、適切な冷却措置も取らなかったと指摘。「熱中症が疑われた工藤さんの行動を演技だと決めつけて指導を続け、安全確保を図らなかった」と述べた。

(10月2日17時52分)

社会(10月2日)